砂糖と重曹。この二つを組み合わせれば、なんとも禍々しい黒蛇の誕生です。
この実験は保護者と一緒に、キャンプ場やバーベキュー場など、屋外の火を扱える場所で行いましょう。燃料の取り扱いには十分注意してください。
使用器具および試薬
使用器具
・耐熱容器
・ライター
使用試薬
・重曹
・砂糖
・パラフィンオイル(エタノールでも良いが、こっちの方が安全)
・砂
実験方法
1.

砂糖 10 g と
重曹 5 g を混ぜ合わせる。
2.

耐熱容器に砂を敷き詰め、パラフィンオイルを染み込ませる。
3.

砂の上中央に①で混ぜ合わせた粉を入れて、パラフィンオイルに火をつける。
後片付け
砂と黒蛇はビニール袋に入れます。耐熱皿の下部分にパラフィンオイルが溜まっていたり、付着している可能性があるため、キッチンペーパー等で拭き取って同じビニール袋に入れます。より安全な方法として袋を二重にすることをお勧めします。これらは燃えるゴミとして処理します。
耐熱皿はゴミとして処分するのが理想的ですが、他の用途がある場合はパラフィンオイルの拭き取り後、台所用洗剤等で十分洗いましょう。
パラフィンオイルが余っていれば、オイル用ランタンを用意して一緒に保管しておくことで、災害時に役に立つでしょう。もし捨てる場合は、お住まいの自治体の処分方法に従ってください。
ポイント
重曹は加熱されることで熱分解が起こります
2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O
この時出てくる二酸化炭素ガスによって、熱でドロドロになった砂糖を膨らませます。洗剤をストローでブクブクさせたら泡の層ができるようなイメージです。膨らんだ砂糖はさらに加熱され、やがて炭になります。この炭はドロドロ状態の砂糖とは違って流動性はないのでそのままの形を保つというわけですね。
そして、融けた砂糖が二酸化炭素によって押し上げられる→そのまま炭化の流れが繰り返されていくうちに炭化した砂糖が伸びていくわけです。

使用する薬品をチオシアン酸水銀に変えれば色違いの蛇を作ることができます。「ファラオの蛇」と呼ばれるもので、実験の様子がYoutubeに上がってたりします。水銀を使う危険な実験なので実践することができないことが悔しいですね。
