
当サイトが提供している3Dモデルのファイルフォーマットの一つ、glbファイルについて ご紹介します。
分子の3次元構造を見るときの方法として
・分子模型を組み立てる
・JmolやChem3Dなどのソフトウェアを使う
の二通りがあると思います。研究や学会などの学術的な場ではこの方法でも事足りるかと思います。しかし教育現場の場合、前者だと生徒数分の分子模型セットを確保しなければならず、使わないときの置き場所も考える必要があります。また後者だと授業の最中にわざわざ立ち上げなければならない、見た目が美しくない、などの欠点があげられます。
そこで3Dモデルの出番です。3Dモデルを使えば授業スタイルの幅が広がること間違いなしです。
glbファイルとは?
glbファイルとは、3Dモデルのファイルフォーマットのひとつです。特徴として「立体データとテクスチャ(色)データが一緒になっている」ことが挙げられます。
objやstlなどの他のファイル形式の場合、「立体データのみ」なことや「別のテクスチャデータファイルとセット」なことがありますが、glbの場合一つのファイルに立体データとテクスチャデータが一緒に入っているため、他のファイル形式に比べて扱いやすいことが利点です。
glbファイルでできることは?
glbファイルは、パソコンやスマホで3Dモデルの閲覧や操作が可能ですが、対応するアプリが必要です
Adobe aeroなどのARアプリを用いれば、机の上に3Dモデルを配置して観察することもできます。
また、外部のコンバーターサイト等でファイルのフォーマットをstlに変換すれば、3Dプリンターでの出力も可能です。機種によってはそのまま印刷することができますが、基本的にはstlを使います。

glbファイルを開くには?(Windowsの場合)
Windowsの場合、主に以下のようなアプリケーションが対応しています。
| アプリ名 | 特徴 |
| 3D Viewer | Windowsにあらかじめインストールされている。 |
| ペイント 3D | Windowsにあらかじめインストールされている。簡単なイラストも作ることができる。 |
| 3D Builder | Windowsにあらかじめインストールされている。3Dモデルの簡単な編集ができる。 |
| 各Office製品 | パワポはもちろん、エクセルやワードも対応している。画像と同じように編集ができる。 |
glbファイルを開くには?(Macの場合)
Macの場合、主に以下のようなアプリケーションが対応しているようです。(持ってないため未検証)
| アプリ名 | 特徴 |
| Pleasant3D | stlファイルのみを閲覧することができるので、ファイルフォーマットの変換が必要。 |
| MeshLab | glbファイルをサポートしていないので、ファイルフォーマットの変換が必要。 |
glbファイルを開くには?(iOSの場合)
iOSの場合、主に以下のようなアプリケーションが対応しています。
| アプリ名 | 特徴 |
| Adobe aero | 3DモデルをAR(拡張現実)で観察ができる。簡単な動作設定が可能。 |
| ARkit | iOSにあらかじめインストールされている。3Dモデルの閲覧にはUSDZへの変換が必要。 |
glbファイルを開くには?(Androidの場合)
Androisoの場合、主に以下のようなアプリケーションが対応しているようです。(持っていないため未検証)
| アプリ名 | 特徴 |
| AVE3D | 3Dモデルを観察ができる。インポートしたファイルを別の形式に変換可能。 |
| Aero player(beta) | Adobe aeroのβ版 |
