
1色の液体が2色に分離する面白い実験です。緑の食紅は赤と青の食紅を混ぜて作られているので、実験で分離させてみましょう。
液体や炭酸カリウムが皮膚や目についたらすぐに洗い流してください。ガラス容器の密閉が不十分だと感じたら、液体を手で触れないように手袋をしましょう。
使用器具および試薬
使用器具
・細長いガラス容器(密閉できる蓋付き)
使用試薬
・50%イソプロパノール水溶液
・炭酸カリウム
・緑の食紅(青と黄色の食紅が含まれるもの)
実験方法
1.

ガラス容器に50%イソプロパノール水溶液を3/4程度と食紅を耳かき一杯程度入れて蓋をし、よく振る。
2.

炭酸カリウムを小スプーン1杯分加えて蓋をし、よく振る。もし炭酸カリウムが溶け切ったらもう1杯加える。
3.

しばらく静置し、液が二層に分離する様子を観察する(蓋は取らない)。
後片付け
実験に使った液体はすべて水を貯めたボウルに流して、薄めてから流しに捨てます。
ポイント
アルコールと水が混ざった液体に炭酸カリウムなどを加えると、水とアルコールは綺麗に分離します。この現象を「塩析」といいます。塩析のさい、食紅が水に溶けやすいものの場合は下の層に、アルコールに溶けやすい場合は上の層に移動します。有機化学の実験室では、この手法を使って目的物質を分離させて取り出すことがあります。
