EH019 香りの合成

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サリチル酸、エタノール、ホウ酸を一緒に加熱して、サリチル酸エチルを合成してみましょう。反応の前と後で匂いに変化はあるでしょうか?

使用器具および試薬
実験方法







後片付け

実験後の液体は、匂いがしなくなるまで換気の良い場所で数日放置しコーヒーフィルター等(予算に余裕があればろ紙を使うこと)でろ過します。ろ過した液体は大量の水で薄めてから流してください。耐熱容器に粉が残っている場合はキッチンペーパーで綺麗に拭き取ってからよく洗います。ろ過したフィルターとキッチンペーパーは燃えるゴミです。

ポイント

有機化学では、カルボン酸とアルコールを反応させてエステルを作ることを「エステル化反応」といいます。また「カルボン酸」「アルコール」「エステル」とは、化合物の分類のことを指します。この実験では、サリチル酸がカルボン酸の一種、エタノールがアルコールの一種、サリチル酸がエステルの一種ということになります。ブルドッグやチワワを「犬」と分類するのに似ていますね。エステルには香りのあるものが多いので、「エステル化反応」を使って人工的に香料を合成することができます。

実験に使った「ホウ酸」は反応に必要な「触媒」です。触媒には反応を効率よく進める働きがあり、化学工場や研究室で化合物を合成するときに、触媒を一緒に使うことがあります。一般にあまり知られていませんが、「触媒化学」という優れた触媒を作るための学問があるほど重要な存在です。


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