EH016 アンモニアソーダ法

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食塩とアンモニア、そして二酸化炭素から重曹を作ってみましょう。本来は石灰石を加熱して二酸化炭素を得ますが、ここでは息を吹き込みます。

使用器具および試薬
実験方法











後片付け

実験に使った液体はすべて水を貯めたボウルに流して、薄めてから流しに捨てます。

ろ過した後のコーヒーフィルターにアンモニアが残っていると虫が寄ってきます。しばらく水に浸けてから絞って捨てましょう。

ポイント

アンモニアソーダ法(ソルベイ法)は炭酸ナトリウムを生産する技術で、1960年代に開発されました。炭酸ナトリウムは洗濯やガラス製造などに使われます。

アンモニアソーダ法で炭酸ナトリウムを得る仕組みは、いくつかの反応式で表されます。まず石灰石を加熱して二酸化炭素を発生させます。

CaCO3 ➞ CaO + CO2

そして塩、二酸化炭素、アンモニアを水に溶かして反応させ、重曹(炭酸水素ナトリウム)を得ます

NaCl + CO2 + NH3 + H2O ➞ NaHCO3 + NH4Cl

中学校理科で習ったと思いますが、重曹を熱分解すると炭酸ナトリウムができるというわけですね

2NaHCO3 ➞ Na2CO3 + H2O + CO2

ここで副産物の酸化カルシウム(CaO)と塩化アンモニウム(NH4Cl)を使って以下のように反応させればアンモニアが取り出せるので、これを新しい炭酸ナトリウムの生産に使うことができます。エコですね。

CaO + H2O ➞ Ca(OH)2
Ca(OH)2 + 2NH4Cl ➞ NH3 + CaCl2 + 2H2O


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